2026年6月12日
高校の学習指導要領解説の第一章は、どの科目も「総説」として、同じ文章が載っている。それは次のように始まる。 「今の子供たちやこれから誕生する子供たちが,成人して社会で活躍する頃には,我が国は厳しい挑戦の時代を迎えていると […]
2026年5月10日
千野栄一の『外国語上達法』は面白かった。類書に渡辺照宏『外国語の学び方』があるが、あれも紛れもない名著である。また、『外国語上達法』には、関口存男(「語学の神様」と呼ばれるドイツ語学者)と渡辺一夫(高名なフランス文学者) […]
2026年2月9日
中高生を子にもつ方々には、塾は中学生で行かせるもので、高校になったら塾は行かせない、という考えの方が多いらしい。これは、私は塾を始めることにしてから知って、驚いたものです。 いしだ塾は、中学生も受け入れつつ、重心は「大学 […]
2026年2月8日
現代文および政治経済の勉強として、新聞を読むことを勧めたい。新聞の字数は、およそ文庫本2冊に相当するそうである。このことから、「そんなに多くの文字は読めないよ」と思われるかもしれない。しかし、新聞を毎日読む人は昔から多く […]
2026年1月26日
「学問に王道なし」という言葉がある。学問をするのに、楽な方法はないという意味だが、語源は古代ギリシャに遡り、エウクレイデス(ユークリッド)が王に「お前の『原論』を読むより簡単な方法はないか」と問われて、「学問には王のため […]
2025年12月1日
孔子は、「もし政治を任されることになったらまず何をなさいますか」と問われて、「名を正す」と答えている(子路第十三)。それを引き受けて、荀子は「名を正す」ことの重要性を強調し、詳しく論じている。 「名を正す」ことが、どうし […]
2025年11月21日
小平邦彦編『新・数学の学び方』(岩波書店、2015年)は、高名な数学者たちが、「数学の学び方」というテーマで各々の考えを書いたエッセイを集めた本だが、これを読むと、多くの数学者が丸暗記と丸写しを推奨しているのが印象的であ […]
2025年6月13日
自己紹介(読書篇)の中で、高校生の頃にカントに挫折したと書いた。そのときのことについて少し書いてみたい。その理由としては、いい入門書と出会えなかったことや、翻訳が読みづらかったこともあるかもしれないが、最も大きかったのは […]