学ぶことは喜びです。私は、その喜びを分かち合いたいと願っています。
しかし、学ぶ喜びを知るには、退屈でつらい勉強という谷を通過しなければなりません。そのため、まずはその退屈さ、つらさを和らげ、確実にその谷を通過するための手助けをします。
いしだ塾では、一人一人に応じたアプローチと、誰もが身に付けなければならない基礎学習の徹底、という二つの柱で、皆さんと、素敵な未来を構想します。
一人一人に合わせて
まず、面談に来ていただいたら、今の状況を、学力、志望校、生活習慣や生活環境も含めて聞き取りをします。そこで、じっくりと現在の状況を確認すると同時に、今後の学習方針を決めていきます。また、一年に3~4回程度、面談を行い、必要に応じて保護者の方に直接連絡をとるなどの対応によって、保護者、塾、本人の三者の連携を円滑にし、万全の態勢で受験に向えるように準備していきます。
こだわり抜いた自作教材
教室での学習では塾長自作の教材を用います。これは多くの優れた受験参考書、辞書、文法書だけでなく、研究書や論文などといった無数の先人の努力の成果を塾長が咀嚼し、事柄の核心を理解するために最も重要だと思われる部分を、可能な限り分かりやすく解説することで、理解への最も確実な道筋を示すことを目指したものです。
教材が自作であるということは、指導者と教材の方針に少しもズレがないという点だけでなく、生徒の反応を直に見ながら限りなく改良していくことができるという点でも、学習に関して効果的といえます。また、教材費がかからないという利点もあります。
基礎学習の徹底
基礎学習に関しては、量より質が大切なのはもちろんですが、質を確かなものにするためには量が必要です。それは、塾の授業時間では到底足りません。ですから、勉強で大切なのは自分で調べたり、問題を解いたりする時間なのです。私は、できる限り質の高い教材や解説を提供しますが、それは、それに合わせた自習をすることによって初めて学習効果が期待できるものです。
勉強量の少ない人(というのは怠け者のことではなく、例えば専門家の勉強量に比べて少ない人、すなわちほとんどすべての人)は、自分がこの先しなければならない勉強の量もイメージできないものです(例えばダニング=クルーガー効果(外部サイト)参照)。目標が定期テストの点数や順位であろうが、志望校合格であろうが、ある分野をよく理解することであろうが、自分がそのために必要だと思う勉強量に比べて、実際に必要な勉強量はその10倍以上だと思っておくべきです。
私自身は、無理をして必死に勉強したわけではありませんでしたし、勉強量が同じくらいの学力の人と比べて多かったとも思いませんが、それでも、一つ一つの事柄をしつこく繰り返し勉強していたものです。
基礎を固めるということは非常に重要ですが、「基礎」という言葉から、簡単だとか、つまらないとかいう内容を連想してしまうとしたら、大きな間違いです。基礎こそが、味わい深く、応用が利き、だからこそ身に付けるのが困難なものなのです。
したがって、当塾の方針としては、基礎となることがらの分かりやすい解説と、演習の繰り返しによって、基礎の定着を最重要視します。
質だけでなく量がものを言うのです。そのため、まずは丸暗記、丸写しや暗誦をすること、教科書と辞書をいつも手元に置くこと、それが大切です。
「教科書をおっ放り出して、何かほかに速効薬みたいな参考書を求めるぐらいばかげた話はない。ろくに食事もしないで栄養剤ばかり飲むようなものだ。」──小西甚一『古文の読解』
「原書を引きながら辞書を読め。」──関口存男