中高生を子にもつ方々には、塾は中学生で行かせるもので、高校になったら塾は行かせない、という考えの方が多いらしい。これは、私は塾を始めることにしてから知って、驚いたものです。
いしだ塾は、中学生も受け入れつつ、重心は「大学受験対策塾」に置くという立場上、当塾の考え方を明らかにしておく必要を感じました。
結論から言って、私は、これまで中高生を教えてきた経験から、塾に行かせるなら中学生より高校生の方がいいと考えています。
高校生に比べて中学生では、単なる勉強不足というケースはほとんどありません。というのも、高校ほど勉強は難しくないし、勉強する気になれないとしてもそれは年代的に自然なことだからです。
そのため、勉強の不得意な中学生に塾講師がしてあげられることはかなり限られています。塾に行く時間があるなら外で遊んでいろいろな経験を積むことの方が勉強に繋がることも多いでしょう。(勉強が得意な中学生の場合は、相当程度は自分でできてしまうので塾が必要になることは稀です。)
ただし、中学での通塾に反対しているわけではありません。勉強に関する悩みや不安を軽減したり、成績を上げて自信をつけることは、勉強以外の生活でも明るく楽しくやって行くことに確かにつながるはずです。
高校生は、中学生について言ったのと反対に、勉強は難しくなり、勉強する気になれなければ困ったことになりますので、塾通いはいっそう有意義です。
勉強する内容から言っても、中学生より高校生の通塾の方が理に適っています。どの科目でも、高校ではその科目を勉強する意義を考えられるのに対して、中学ではどうしてもなかなかそこまで行けないのです。
例えば、英語で調べ物をしたり、やり取りをしたり、ましてや美しい名文に触れたりすることは、中学英語ではかなり難しいです。数学でも、中学で味わうことのできる楽しさは大抵パズルや謎解きのような楽しさに留まってしまって、数学という世界の不思議さや、物理学、経済学との関係を知るまでには至りません。
以上が当塾の考え方です。
こうした考え方のもと、あくまで「大学受験対策塾」を掲げ続けます。