マウスを自宅に忘れて取りに帰る。
こういう調子のよくない日はさっさと寝るに限る。
蓮實重彦『『ボヴァリー夫人』論』が7月に、増補決定版として文庫本になるらしい。決して安くないが、前よりは安くなって、手に入るようになるのはうれしい。しかし、出版不況とは言い条、こうも毎月魅力的な本が出版されるのはうれしい悲鳴だ。
昨今でいえば、江川卓の『カラマーゾフの兄弟』の文庫化も、『『ボヴァリー夫人』論』と同様の例であるし、ムージル『特性のない男 ウルリッヒとアガーテ』の訳、朱牟田夏雄『翻訳の常識』、ピーコ・デッラ・ミランドラ『人間の尊厳について』、それから、ルクレティウス『事物の本性について』の新訳が二つも出るというのも不思議なほどだ。むろん、読んでいる暇はないが、いい本が出るのはいいことだ。
初めて、ヒンデミットを聞く。バルトークも聞いてみる。

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