カトリック教会が作ったAI
愛知県一宮市の個人塾、いしだ塾の塾長、石田喜嵩です。
カトリック教会が Magisterium AI という AI を開発したと聞いて、早速使ってみました。
膨大な量の教会文書や注釈書を学習していて、それらに基づいて質問に答えたり、文書を示してくれたりします。
例えば、「ego sum qui sum とは何ですか」と聞いてみます。
これは、『出エジプト記』第三章にある、「私はある、私はあるというものだ」という神の名乗りのウルガタ訳です。
すると、このことばとその解釈についての説明が生成されます。
この説明自体はさほど際立ったものではありません。
しかし「参考文献」を開くと、「カトリック百科事典」、「カトリック教会のカテキズム」、「ヨハネ・パウロ二世の一般謁見」、それから関連する『ヨハネ伝』が読めます。
さらに、それらについても質問をすれば、多くの信頼に足る典拠によって、説明を与えてくれます。
試しに、「マクドナルドとケンタッキー、どっちを食べるべきかな」と質問してみました。
すると、「肉体への責任、創造への畏敬、交流と慈愛、私的良心」という視点から、しっかり答えてくれました。
どんなことを質問してみても、おもしろいと思います。
これを使ってみておもしろかったのが、AI には気を遣わなくていいということです。
宗教の話を人とするのは、相当気を遣うものです。
逆に、「こんなギョッとさせるようなことを言ってやろうか」という悪意が湧いてくることもあります。
AI 相手だと、そんなことは気にせず、ただ知りたいことを知れます。
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