私たちは企業に操作されている
愛知県一宮市の個人塾、いしだ塾の塾長、石田喜嵩です。
Meta 社が訴訟される
https://www.bbc.com/news/articles/cly5r7vr7q1o
2026年8月18日、アメリカの29の州が、Meta社を集団訴訟しました。
Meta は、Facebook や Instagram や Threads を運営しています。
訴訟の内容は、Meta が Instagram などで、青少年に悪影響を与えていることが、アメリカの法に違反するというもので、州側は、「いいね!」機能と無限スクロールを廃止することなどを求めています。
カリフォルニア司法当局のオニール氏が、Meta を追及していうところでは、
"Teens have an addict's narrative about use."
「十代の子たちはアプリを使うことについて、中毒患者の話し方をする」
また、Meta の内部文書に依拠して、
"Meta found 'product features designed to increase time spent are inherently at odds with well-being and take away from people's ability to focus on activity that adds value to their lives'"
「Meta は『時間をさらに浪費させようとデザインされた製品の機能は、本質的に豊かな生活と相いれないもので、生活の価値を高める活動に集中する能力を減らす』ことが分かっている」
といいます。
オニール氏によると、Meta社のビジネスモデルは「利用者の注意を引く。できるだけ長い間引き留める。データを集める。公式の声明では真実を隠す。」というものだといいます。
なお、Meta 側の主張は、ソーシャルメディア中毒は存在しない、確認された悪影響については改善に努めている、というものでした。
私たちは企業に操作されている
中毒患者の話し方(addict's narrative) というのは、例えば「ドーパミン中毒」、「デトックス」、「禁断症状」などの言葉を指すのでしょう。冗談めいた言い方だったとしても、自分たちを中毒患者として扱っていることになります。
SNS に関しては、フランスが15歳未満の利用を禁止する法律が可決されたものの、表現の自由に反するとして違憲と判決された、ということがありました。
スマホゲームのガチャは、射幸心を刺激するとよく言われます。すべてのキャラなどをコンプリートさせる「コンプガチャ」は景品表示法に違反するようです。
射幸心というのは、Instagram などの「いいね!」機能にも通ずる問題です。
景品表示法は、私たちの認識や行動が、企業等の利益のために操作されたり歪められたりすることを防ぐためのものです。企業にとっては、私たちがアホになったり、損をしたり、不幸になったりするほうが得なことが多いので、企業はどうにかして法の隙間をかいくぐって、私たちを不幸にしようとする、という構造があります。
より売り上げが上がるように工夫をすることをマーケティングといいますが、マーケティングと私たちの健全な生活と健全な判断力は相反することが多いのです。
広告を見て欲しくなったり、「いいね!」の数を気にしてしまったり、ついスワイプし続けてしまったり、スタミナがたまったらゲームを開かないではいられなくなってしまったり…。
日常を振り返ると私たちの意思決定はあまりにも操作されているということに気づきます。
そのすべてから自由になることはできないでしょう。
でも、操作されている自分を冷静に振り返ると、バカバカしく思えてきませんか?
まずはお問い合わせください!


