大学の頃、家庭教師として教えていた生徒の一人は、いまだに時々連絡を取る。長い手紙を書き溜めて、私に送ってくれる。今日はそれを送るという予告があった。少しずつ読み進めている『ガリヴァー旅行記』(高山宏訳)、丁度「リリパット渡航記」の終わりまで。正宗白鳥が、超然として世間の出来事に意見するのと同じようなものを感じる。熱心な目と冷めた心というか、静かな熱さというか。


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