ヘーゲルのアフォリズム

愛知県一宮市の個人塾、いしだ塾の塾長、石田喜嵩です。

昨日の日記で、ヘーゲルのアフォリズムを訳しました。
アフォリズム集というのがあると、あるアフォリズムの前後にどんなアフォリズムがあるかが、気になるもの。

昨日のアフォリズムの前はこれです。

ロベスピエールの答えというのは、誰かがこう考えたということに対してであれ、誰かがああした、誰かがこれを望んだ、誰かがああ言った、その他何であれ、答えは「死!」だった。その単調さは最高につまらないが、あらゆる事柄に当てはまる。お前たちは制服をお望みだ。ほら、持っていけ。チョッキもお望みだな。ほら。平手打ちをするのだ。もう片方の頬もあるぞ。小指が欲しいのか。切り落とせ。私はあらゆるものを殺し、あらゆるものから引き離すことができる。このように、頑なさは克服不能で、この頑なさからすれば、あらゆるものが克服可能である。しかし、最高に克服すべきものは、まさにこの自由、この死そのものではないか。

この後に昨日の「早朝に新聞を読むことは…」があって、次がこれです。

「Ora et labora! 〔祈れ、そして働け〕」祈れ、そして呪え!呪うというのは普通、汚い言葉を使うことだが、宗教においては、普段は切り離されているこうした事柄がすべて一つに融合する。「大地は呪われ、お前は額に汗を流してパンを食べねばならぬぞ!」働くということは、世界を滅ぼすこと、あるいは呪うことである。

新聞を読んでロベスピエールのことを考えたのでしょうか。新聞を読むのは祈りだと書いたから、Ora et labora という言葉を思い出したのでしょうか。
このアフォリズム集はどうやってできたかが分かりませんので、全然関係ないかもしれません。
しかし、おもしろいものです。

なお、ロベスピエールの方にある、「お前たちは制服を…切り落とせ」の部分は、正直よくわかりませんでした。
二つ目についても、その意味は不明瞭です。
「働くことは楽園追放とともに神が与えた呪いである。そのため働くことそれ自体も呪うことであって、祈ることと矛盾する。しかし宗教ではこの二つが両立している。」
ということを言っているのでしょうか。

全集第4巻がでたら、見てみたいです。

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