6月23日: 書くことの魔力
半年ぶりに冷凍庫から出したアジを、南蛮漬けならどうにか食べられるかとやってみる。私は酢を使った料理が好きなので、一人暮らしの時期は毎日のように南蛮漬けをやっていたこともあった。南蛮漬けはおいしかった。食べ終わった後、あのとき南蛮漬けを繰り返していた理由を思い出した。汁が余るのだ。
柳瀬尚紀『翻訳はいかにすべきか』をふと開いてみると、おもしろくて数ページ読んでしまった。
Vaughan Williams の交響曲をいくつか聞いた。なかなかいい気がする。
塾生の子が、関西へ行った土産と言って、お菓子をくれた。みんなに配ろう。許可を取ったのでInstagramにあとで載せよう。
Silvestrov も。やはり好きだ。
ほかの人の文章を読んで、自分の文章を振り返るに、自分は書く前に気が付かないことが人より多いのかもしれないと思った。
書き始めてから気が付いたり、考えたり、整理したりすることが多い。それで、一言だけのつもりが、後から後から言いたいことが出てきて、間に挿入したり、一つのつもりだった文章を二つ三つに分けてその間間に別の文を挿入したりして、長くなる。そうやって思いもかけずに長くなると、当然手入れが必要になって、前後を入れ替えたり補足したりする。しかしそうした修正は、新たな加筆の呼び水になる。文は増えていく。あとからごっそり削る。だれしも、ものを書くというのはそういうものだと思うのだが、違うだろうか。
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